りけいのこと
祈り… まえかけ地蔵様
京都 尼ちゃん りけいでございます
【祈りとは】
祈り(いのり)とは 神や仏などの神格化されたものに対して、何かの実現を願うことです。
基本的な宗教行為や民間信仰の一つです。
キリスト教においては、祈りは信仰生活の中心で一日に何回もお祈りをします。
仏教では、仏の力で病気や災難から助けてもらえるようご祈祷 願掛け などがあります。
日蓮宗では、世界三大荒行の一つでもある 100日間の荒行があります。千葉県市川市『法華経寺』にて
毎年11月1日から2月10日まで壱百日間、早朝2時起き 3時から水行7回と読経三昧、 1日2回の梅干しとお粥 の厳しい修行があります。
この荒行を終えた僧侶だけが ご祈祷ができます。
寒い2月下旬に国祈祷会(ご祈祷絵) があります。
京都では 毎年上京区にある立本寺で行われています。
荒行僧をお迎えし、京都八本山 貫首様始め、京都管内のご寺院様参集のもとご祈祷が執り行われるので
一度チェックしてみるのもいいかもです。
厳粛な雰囲気の中、かなりの迫力と有り難さを感じることができ、かなりのオススメです。
日本人は、信仰に興味がないという方が多数いらっしゃいますが、昔も今も変わらなく祈願に訪れるのが『受験』です
この時だけは 誰もが神様仏様に祈るようです。(笑)(笑)
私も今年は京都 北野天満宮で絵馬を奉納してきましたが、それは、すごい人でビックリ致しました。
信仰心はないけど暮らしの中で 小さな祈りが溢れている方が多いのではないでしょうか?
信仰がないひとは、絶望、迷い、挫折などの時、何にすがり何を信じるのでしょうか?
オウム事件を始め悪徳商法などにより、敬遠してしまいがちですが、信仰は、人を救うためのものです。
自己救済のために信仰は、必要だと考えています。
感謝し祈りを捧げることによって、生活の平穏が守られると思っています。
私達 宗教者の出来る事は 最後は祈りしかありません。
祈りの効果は科学的にも立証されているようで、脳科学者の中野信子さんの研究発表がされていました。
自分以外の誰かに対して『○○さんの病気が治りますように~~』と祈ると 脳が自分が善い行いをしていると判断し、ドーパミンやベーターエンドルフィン、オキシトシンなどの‘‘快’’を感じる物質が脳内に分泌され、その結果、祈りを捧げた人自身も幸せな感情を感じる事が立証されています。
誰かに対して祈る行為は お金や物などではなく 幸せのエネルギー(波動)を送っている事になります。
私はいつも思っているのですが
水子供養でまえかけ地蔵さんに一生懸命 子供のために祈っている皆様の姿は美しいです。
色んなお願いをされていると思います。
☆ 又 ママの所に来て欲しい。
会いたい
☆お兄ちゃん お姉ちゃんを見守ってね。
☆あなたを産んであげれなくてごめんぬ又いつか必ず会いたい。
などなど ひしひしと伝わるだけに何とかまえかけ地蔵さんお願いします と 私も一心になります。
私も毎朝 まえかけ地蔵さんに尊陽院にお参りに来られた方々が どうぞ幸せな一歩を踏み出せますように、皆様の想いが届きますように 、どうぞ子供達をお守り下さいとお祈りしています。
そんな中で とても気になる若いカップルがいました。
男性が 毎回かわいいお花を持って、熱心にずっとお参りに来てました。
その姿を見る度にどうなるのが彼の幸せなんだろうか?と考え、まえかけ地蔵さんに ずっとこのカップルの幸せを願っていました。
ある日 2人が笑顔でお参りに来られたときに、偶然にお会いでき
もう、最高に嬉しかったです。
私はこの姿が、みたっかた。みれて良かった。
きっと 赤ちゃん、まえかけ地蔵さんが導いてくれていると思いました。
水子供養という悲しい出来事ですが
必ず幸せが訪れます。
皆様の優しい祈りが届きます。
祈るとは
誰かを想う 、神秘的で優しくて美しい行為だと思います。
祈りは届きます。
争いのない世界
世界の子どもたちが幸せになるよう
美しく 平和になるよう
信じています。。。
感謝