お知らせ
ひなまつり御朱印 3月2日から
ひなまつりの御朱印を3月2日9時から授与させて頂きます。
今回は「衆人愛敬」をテーマに沢山の方々に愛される御朱印として考えさせて頂きました
かわいいお雛様、お内裏様のデザインを鬼神の鬼子母神様に引き続き”さこうみき”さんにお願い致しました♡
衆人愛敬とは(しゅにんあいきょう)
一般的には世阿弥のお言葉として良く耳にします
当時、能は貴族、武家の前で行うものでしたが、そこだけに受け入れられるだけで、いけないと考えました。
どんなところでも受け入れられ愛されられるようにならなければいけない
何が求められているのかその時の雰囲気を読み取り能を舞う直感力が必要と伝えています
大衆の人に愛されるのが一番!! と
衆人愛敬というお言葉は
法華経の25番目のお経「観世音菩薩普門品」に出てきます
観音経とも呼ばれ観音様お願いをすると何でも願いが叶いますよと説いています
観阿弥、世阿弥、音阿弥、と三代が観世音と名乗っていた流派でもあるので観音様への信仰が深くあったと考えられます。
なので、法華経の観世音菩薩普門品から取られたお言葉で間違いないと思われます。
観世音菩薩普門品では
女の子が授かりたいと思えば、観音様にお願いすると、沢山の人に愛され美し女の子を授かる事が出来るでしょう
と書いてあります。
そして
その様な立派な女の子が授かったのは
あなたが徳を積みあなたのお母様が徳を積み、その徳により多くの人々にあなたのお子さんは愛されていきます
と
説いておられます。
徳を積むとは人の為に良い事をすることです。
私達は誰もが幸せになりたいと願っています。
自分が幸せと感じられる時は
①愛される
②褒められる
③必要とされる
④人の役に立つ
この4つが感じれる時は自信へと繋がり、日々、益々生き生きとした人生を送れることでしょう
衆人愛敬とは
多くの人に愛され尊敬されることです。
合掌 尊陽院 伊丹理惠