水子供養
まえかけ地蔵さんと子供たち祇園祭へ
今年は世界各国で異常気象が訪れていますね
日本全国でも猛暑!京都でも極暑が続いております。
皆様 体調は大丈夫ですか
クーラーなどの温度差によるのか 夏風邪をひいたと チラホラ聞きます
女性は冷えるとホルモンのバランスを崩したりしますのでこの夏は 冷えないように十分お気をつけて下さいね。
京都の夏の風物詩、祇園祭が7月1日からスタートされています。
今年は15 16 17日と三連休でもあり京都は暑さと共に熱気ムンムンでございます.
コンコンチキチン、コンチキチン♪♪
昨日17日は ハイライトでもある山鉾巡行前祭(さきまつり)神幸祭が無事行われ24日には 後祭が行われます。
各々の山鉾から”ちまき”が出されるのですが、これは食べるものではなく『厄除け』としてお家の玄関先に飾ります。
全てのちまきに由来、ご利益があります。
今回 お参りに来て下さっている方がご利益を調べて下さり
迷子除け・再会というご利益がある『木賊山』(とくさやま) の ちまき を お供えして下さいました。
ぴったりの物がありました!と連絡を頂き
私もこんなちまきがあるなんて存じ上げておらず、びっくりしてしまいました‼︎
感謝しかございません。
ありがとうございます。
木賊山のちまきは 赤いまえかけ、水塔婆、お手紙と一緒にお焚き上げさせて頂きますね
感謝でございます。
アンパンマンのうちわもあります。
みーんなで祇園祭に繰り出しているはず!ウフ
暑いからみーんなでジュース飲んでね
とお供え頂きました
不二家のミルキーの線香をみーんなに上げて欲しいとお供え頂きました。
甘い甘い香りがしています♡
毎朝三本上げさせて頂いております。
一本は赤ちゃんへ
一本はママの心へ
一本はパパの心へ
お花やお菓子もいつもお供へ下さりありがとうございます。
どれもこれも心のこもったお供ばかりで
心から感謝申し上げます。
遠方で中々お参りにこれなくても大丈夫ですよ。
優しいお友達に囲まれて温かい人達が見守って下さっています。
ご安心下さいね。
尊陽院にご供養に来られる方は ホント心が美しい方ばかりでいつも胸が熱くなります 合掌
ミルキーの可愛いお線香をお供えして頂いたので少し線香についてお話しさせて頂きます。
○お線香は何本立てるものですか?と良くご質問いただきます。
これは 宗派により作法が違ったりしますので一概には言えませんが
仏法僧(ぶっぽうそう)と言い三本上げるのが多いような気がします。
仏=仏様
法=宗派
僧=僧侶
僧侶がお線香を上げる時は自分が自分にとなるので 二本もしくは一本が多いと思います。
そもそもお線香は数が大切ではなく香りを楽しむものです。
お線香の香りが故人の食べ物になるとも言われています。
なので
今回お供えして頂いたミルキーのお線香は甘くて甘くて 子供達は大喜びのはずです♪♪
特に亡くなってからの四十九日が過ぎるまでの期間に食べるものは線香の香りだと聞きます
仏教経典の一つに
〔死後の人間が食べるものは匂いだけで善行を行なった死者は良い香りを食べる〕という記述がございます。
他にも自分の身やその場を清める意味や故人があの世まで迷わせない意味もございます。
お通夜の時は、枕元に一本だけ立て、線香を絶やさないようにするのも迷う事なくあの世に旅立てるようにという意味がございます。
まえかけ供養も
赤ちゃんが迷子にならないように赤いまえかけの目印とお線香を上げて頂きお経を上げさせて頂いています。
沢山の意味がございますが
私は お線香の香りで心を鎮め赤ちゃんとゆったりした気持ちで会話をし繋がって欲しいと願っています。
一つだけ タブーがあります。
お線香に火が付くときがあります。
その時に口から息を吹きかけて フッ と消してしまう方が多いかと思います。
人の口は悪行を積みやすく汚れやすいとされているためにお線香を息で吹き消す事は罰当たりな行為と言われています。
口は使わず手で仰いで消しましょう。
本来ならば、尊陽院のまえかけ地蔵さんの所に、お線香、ローソク、火の用意をしているのが、一番いいのですが
屋外で屋根がない所には火の気の物を置く事を禁じられています。
ご迷惑をお掛けいたしますがお線香を上げる時はお家から用意をして頂き上げて頂く事になります。
よろしくお願い申し上げます。
暑い日が続きますが、無理なくお参り下さいね。。。
感謝 尊陽院伊丹理惠