お知らせ
京都 五山送り火 御首題
毎日うだるような暑さでございますが、お変わりなくお過ごしでしょうか
尊陽院の本堂にはクーラーが無く毎年、どうしたもんだと悩みの種でございます
今年も暑い中のお参りになってしまいます
申し訳ございません。くれぐれも無理なくお参り下さいませ
8月10日から
9時から
五山送り火の書き置き御首題を授与させて頂きます
枚数、期間限定ではございませんので、ゆっくりお参り下さいませ
皆様のお参りおまちしております。
今回もアーチストのmikiさんに、命の尊さ、感謝の心をテーマに、原画を描いて頂きました。
バックの色にはこだわって頂きました。
夜空 と言えば黒をイメージしてしまいます。
黒は暗い不気味なみたいな感じであまり良いイメージが沸かないかもしれませんが、
全ての色が混ざると黒になります。
黒って、皆様のそれぞれの気持ちが入っているんです。
ベースの黒に光が刺してきて紫になったり紺になったりブルーになったりで重なっていく様子を見事に描いて下さっています。
僧侶が着ている衣に黒があります
黒=死と連想してしまいがちですが、この黒の意味は、生~死 です。全てなんです。
今回の御首題は日蓮聖人の御遺文 盂蘭盆御書(うらぼんごしょ)からの抜粋になります。
゛法華経を信じまいらせし大善は我が身、仏になるのみならず、父母 仏に成り給う
上七代下七代、上無量生下無量生の父母等在外に仏になり給う”
私達が 南無妙法蓮華経 の功徳を信じる事によって
自分だけではなく、父母、先祖、子孫、全てが仏になる事ができると説かれています
お盆というと先祖供養の行事ではございますが
改めて、命のバトン、命は自分の力ではどうしようもできない現実を感じる事によって
自分の使命、命に気づく時間になって頂ければ と 願います。
私は毎年、送り火は相国寺又は御所から静かにゆっくりと観るのですが
送り火の炎を見ていると心が落ち着き自然に合掌をしてしまい感謝の念が湧いてきます。
不思議ですね
弘法大師、足利義政 は凄いです
その行事がまだしっかりと受け継がれていることも本当に素晴らしく誇りに感じます。
そして、今年も暑いお盆が終わるー!!という気持ちで汗 びっしょりの中自転車をこぎ自宅に向います。
今年も、もう、そんな時期なんですね(´;ω;`)ウゥゥ
まだまだ続く酷暑になると思いますが無理なくお過ごしくださいませ
皆様と又楽しく会話を出来る時間を楽しみにしております
皆様の輝く命に合掌
京都水子供養の寺 尊陽院