2016年9月20日
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京都新聞掲載 /信楽香仁
京都 尼ちゃんりけいでございます
わが国 初の女性貫主 信楽香仁さんが
鞍馬寺について語っておられます
就任以来 山の日常を守らないと鞍馬らしさがなくなると感じ
信徒の方々と手をつないで なんとかここまでやってきた
と いう内容でした。
枯れた松は切らずにそのままにしているのは
チョウや草が住みかにしているからです
一本の木に住まいするものたち
お互いに関わり合い 生きあっている
人間の思い通りに形を作るものではありません
”月のように美しく”
”太陽のように温かく”
”大地のように力強く”
これが鞍馬の教えの中心です
現代は急ぎ過ぎている
生き物は 急いで種を蒔いても明日芽がでるものではない
種は見えない所から根が出て時間をかけて育っていく
人もそういうものです。
と綴ってありました。
貫主 信楽香仁さんにお目にかかる事ができて
心から感謝でございます