御朱印

御朱印 洛中”京雛”

令和三年三月三日 ひなまつり

 

京雛 書き置き御朱印

3日9時から授与

枚数、期間限定無し 4月頃終了予定

郵送対応あり

インスタ、ホームページのオンライン対応からお願い致します。

現金書留からでも大丈夫です。

分からないことがあればお問合せください

 

今回の御朱印は日本人の美しい心を意識し伝統色にこだわったデザインになっています。

和の色は日本文化特有の色彩感覚に基づいた色になっています。

色だけではなく名前の響き、漢字が素敵です

※背景  青竹色

※桃   御所染、乙女色、許色、虹色、

※お内裏様 唐金色

※お雛様  唐紅

 

【京都のおひなさん】

他の地域と比べて飾り方が大きな違いです

お内裏様は向って右

お雛様は向って左

となっています。

 

明治天皇が東京に移るまで京都御所では向って右が天皇左が皇后という並びであったため

京都人は今でもその頃の並びを大事にしています。

変なプライドですね

日本では東から太陽が昇るという意味で上座

西に沈むという意味で下座とされいぇいました。

男女平等である今の時代では、男性が上座で女性が下座なんていうと大変なことになりそうですね

 

洛中(京都の中心)の古い建物はお床が御所に向かって造られています

なので、お雛さんも御所に向かって飾ることになります。

お仏壇もそうですね

そのように飾ると自然にお内裏様が東で、お雛様が西になります。

 

伝統工芸にこだわっているお雛さんがあります

尊陽院のお雛さんは平成のもので新しいのですが、古き良きものを大事に扱われたお雛さんになっています。

 

お召し物は西陣織

三人官女の袴は紫で絞りのお召し物になっています。これは珍しいとおもいます。

乗り物も鉾になっており輪島塗

金屛風は金沢箔で重押という技法で全て手作業になっておりとても重厚感があります。

 

本法寺は石川県輪島 出身の長谷川等伯が絵師として住んでおり涅槃図が有名です。

境内には故郷を偲んで石川県に向かって空を見上げている銅像がございます。

 

このお雛様は大阪に住んでいる特に出逢っているもので、まさかこの京都本法寺に来ることなど想像もしていませんので

この地に来て,色んな偶然にビックリ致しました。

つくづくこの尊陽院にくる運命だったのかなと感じております。

 

お寺という場所は心の救済の場であらなければいけないと考えています。

皆様に尊陽院と出逢えて良かったと言ってもらえるようにお上人と共に精進していく次第でございます。

日々修行でトンチンカンなことばかりでお恥ずかしいのですが見守って頂ければ有り難いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

お雛さんは桜の散るころまで飾っていますので

お気軽にお参りください。

 

合掌

 

 

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