水子供養
水子供養 春彼岸
尼ちゃんりけいでございます。
水子供養の方で春彼岸の塔婆を申し込みの方は、21日に施餓鬼法要を勤修致しました
事をお伝え申し上げます。
3月20日は 日本の国民の祝日の一つである春分の日ですね
20日を中日としてその前後3日間、計1週間がお彼岸の期間になります。
なので17日から23日になります。
お彼岸は春と秋の2回あります。
どちらもご先祖様を敬い、感謝のきもちを伝えるためにお墓参りをしたり、お寺にお参りに行くのが、ひとつの慣わしとなっています。
お釈迦様が最期に残したお経を法華経といいます。
法華経に書いてあるように生きなさいと言われています。
お釈迦様は法華経が釈尊と思いなさいという意味で残されています
その法華経に供養をする時は、香りの中で塔婆を建ててお経をあげましょう
とあります。
塔婆を立てることが亡き人に対して最高のプレゼントともいわれています。
塔婆とは
誰が誰のために何をするのか という想いを一枚の板に表したものです。
いくら心で思い願っていても、思いは通じるものでしょうか?
好きな人に、ずっと心で思っているだけで伝わりますか?
好きと思えば、会いたい いいように思われたいと なんだかの行動に出るから、何かが動き始めます。
行動に移さなければ、何も変わらないのです。
塔婆を立てる意味が理解できないという方がいますが
心で思うことも大事ですが、申し訳ない、ごめんね の気持ちを塔婆を立ててお経を上げていくことが
この子の幸せ、自分の幸せに繋がっていきます。
そして
この春のお彼岸ですが、、供養をするための1週間だけではなく
共に自分の心の修行ともいわれています。
①布施(ふせ)
物、知識でも、他人のためになるものは差し出す
②持戒)(じかい)
決まりをまもる
③忍辱(にんにく)
どんな事があっても、憎むことなく耐える
④精進(しょうじん)
努力をし励む
⑤禅定(ぜんじょう)
心を落ち着けありのままみる
⑥智慧(ちえ)
正しい判断力を身に着ける
学ぶ姿勢
頭ではわかっていてもできないことばかりです。
でも、こういう事を1週間だけでも意識して生きていくのと、何も変わらず365日生きるのでは
人として全然違ってきます。
できなくても、意識することからでも十分です。
出逢うことのできなかった命と共に成長していくのが供養です。
ごめんねと心で思っているのが供養ではありません。
出逢うことが出来なかった理由があると思います。
自分の人生を見直すためにも逢えなかった魂と向き合えることのできる大事な1週間です。
ご案内はだしていませんが是非、春彼岸の水塔婆供養をお勧め致します
一霊 3000円~
秋彼岸もございますので気になられた方はお申し込み下さい
この世で出逢うことができなかった
でも確かに感じていた
あなたの大切な命に向き合い
祈るひとときを
合掌
京都水子供養の寺 尊陽院 伊丹理惠
それぞれ意味があるのですが、春彼岸は感謝をするためにあります。