水子供養
赤ちゃん 供養
京都の尼ちゃん りけいでございます
今、このブログを読んでみたい と思われた方は、流産、中絶、死産という何らかの形で赤ちゃんと出逢う事ができず、お辛い気持ちでいる事だと察します。
このままでいいのだろうか……
何かしてあげたいけど何をすればいいのだろうか?
赤ちゃんの供養ってなに?
何処に
いけばいいの
水子供養は一般的にお寺で行われています。
お寺といってもどんなお寺に行ったらいいのか良く分かりませんよね
ましてや敷居が高く入りにくいし、怖いやらで、病院探しより難しいかもですよね
骨折をすれば外科、整形の病院を探し、お腹が痛ければ内科の病院を探されると思います。
お寺も同じです。
お寺も金閣寺、清水寺のように観光寺があったりご祈祷をしてくれるお寺があります。
水子供養をされていないお寺もあります。
水子供養もお寺により、方法も金額も違います。
まず
水子供養 京都、大阪、東京と自分の行きやすい地域で検索をされると水子供養をされているお寺が出てきます。
そこからそのお寺のホームページを見られ、色々チェックをされるのが、一番早く見つかるかと思います。
ここで供養をしてもらいたいというお寺に出逢えます。
”SNS” の発達によりお寺も身近に感じられるようになり、
「10年前、20年前、30年前、40年前の事ですが、ずっと気になっていたが、どうしたらいいかわからなく、今になりました。」と いうお問い合わせが沢山ございます。
予約方法がメールだけの所もあります。
どんな所か不安な場合はお電話でお話をされてもいいと思いますよ。
嫌な感じのお坊さんに供養をしてもらいたくないですよね
どんな対応かも大切です。
お寺っていうだけでどこかドキドキするものですよね~~
お寺って分からない事ばかりです。
知らない事ばかりです。
恥ずかしい事でも何でもありません。
気になる事はどんな事でもいいのでお問い合わせ下さい。
赤ちゃんのために供養をして上げたい、ごめんね、許してね、このママの温かな愛情が大切です。
それだけで十分です。
お寺で
なにをするの?
こどもの仏さまは地蔵菩薩、鬼子母神です。
母の慈悲を持つのは観音菩薩です。このようにお寺により祭っておられる仏さまが違います。
お祭りされている仏さまに赤ちゃんが、暗闇で迷わないようにいつも笑顔でお守りくださいと
お経を上げお線香やお焼香を上げるのが一般的な供養です。
お参りの
服装は
喪服でなくても大丈夫です。
華美、肌の露出は避けましょう。
お寺だけでなく、畳の上の素足はNGです。
上る前に、玄関口で靴下を履きましょう。
持ち物は
*持っておられる方は数珠を持たれたらいいでしょう。
お経を上げられる時に左手の親指と人差し指の間に掛けて下さい。
*お寺によって違いますが赤ちゃんへのお供えもの(お花、お菓子、飲み物、おもちゃなど)を御供してあげましょう
*気になる方はエコー写真(お経をあげて下さいます)
お布施(おふせ)
金額 どうしたらいいの?
皆様が一番悩み、不安な部分ではないでしょうか?
まず
金額が提示していれば、無地の白封筒もしくは黄白の封筒に御供、又はお布施と書き
提示してある金額を入れられて大丈夫です。
封筒がなければ、半紙や白い紙で包まれてもいいですよ
お布施とは
仏教では人として幸せになるために、六波羅蜜(ろくはらみつ)という修行があります。
その中に ”お布施(おふせ)” があります。
布施とは、人の為に惜しみなく何か善い事をするという意味です。
一切の見返りを求めない。そういう心を持たない
自分はこれだけの布施をしたのだと偉ぶる事なく自分はこれだけしか出来なかったと卑下することもないという事です。
自分が出来るだけの布施を行い、布施が出来ること自体が有り難いと思えることによって自分自身の仏性が磨かれるとお釈迦様は説いておられます。
お布施には
財施(ざいせ) 金銭、物質 を施す
無畏施(むいせ) 無財の七施と言い、お金がなくても周りの人々に喜びを与えていくことができる
例えば、優しい言葉、優しい眼差し、笑顔、心配り、席や場所を譲る、一宿一飯、助ける
など、人を思いやる心は、言葉ではなく行動する事で伝わるとあります。
募金、寄附、奉仕はお布施です。
お寺で金額が提示していないのは、自分のできる範囲でいいですよ。という意味です。
千円でも一万円でも同じなのです。
今の自分を認め何が出来るのかが大切な事です。
自分のできるのは幾らかなのか考えてしまいますよね~~
少なすぎたらどうしよーと、周りが気になったり,見栄がでたり
これが、自分の心の修行です。
お布施をしなければいけないと思っている方、是非、悩んでみてください
心の修行です。
ダラダラと長くなってしまいましたが
金額が提示していれば、その金額で大丈夫です。
それ以外にお気持ちとしてされる方もいらっしゃいます。
金額の提示がなければ、「ご供養の料金は」 と ストレートに聴かれればいいかと思います。
答えてくれなければ、出来る範囲でいいという事です。
供養に行きたいと思うお寺がみつかれば
まずお電話されることをおススメ致します。
合掌 伊丹理惠